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第 22 章

設定の後半:詳細設定・実行・マージ・自律・診断・利用量

詳細設定を開く

歯車から設定を開き、いちばん下にある「詳細設定」を押します。
「詳細設定」は折りたたまれているので、押すと中身が開きます。
ここには、通常は最初から決まっている項目がまとまっています。
実行の回数、マージ、自律、作業場所の後始末、ローカル LLM、APIキー、ログの確認などです。
「☁ クラウドへ保管」と「Agent Batteryで開く」は、詳細設定の外にあります。
どちらも、詳細設定を開く前の設定の中ほどに出ます。

表示と知らせの設定

「左側アプリ表示数」は、左側に並べるアプリの数を決めます。
選べるのは「Auto」「4 個」「8 個」「12 個」「16 個」「すべて」です。
「Auto」は、パソコンのメモリと CPU の状態から表示数を選びます。
表示数の横には「○/○ 表示」と「○ 非表示」が出ます。
「大きいファイルの分割を TODO で知らせる」を ON にすると、大きすぎるソースファイルごとに、分割の TODO が1件作られます。
この項目の初期値は ON です。
「しきい値(KB)」の初期値は 300 です。0 から 10000 まで入力できます。
0 にすると、大きいファイルの見張りは止まります。
ファイルがしきい値を下回ったとき、まだ実行を始めていない(文も書き換えていない)TODO は、自動で取り下げられます。
「ディレクトリ・ファイル構造の最適化を自動で実行する」を ON にすると、競合しにくい構造への最適化が自動で行われます。
この項目の初期値は OFF です。

自律と計画ガント

「自律(確認しない)」を ON にすると、エージェントは確認や選択を求めて止まらず、自分で判断して進みます。
この項目の初期値は ON です。
「計画ガント(プロマネAI)」は、作業を始める前に、プランナー AI が各タスクの計画を立てる機能です。
計画は数分ごとに立て直されます。
タスクの詳細では、実際のガントの上に計画の層として表示されます。
「計画ガント(プロマネAI)」を ON にすると、「プロマネAIモデル」と「計画労力」の欄が出ます。
「プロマネAIモデル」は「自動」か、選んだモデルかを選びます。
「計画労力」も「自動」か、選んだ値かを選びます。
「計画ガント(プロマネAI)」の初期値は ON です。
「自律(確認しない)」「動的ラウンド」「大きな差がある場合は最良の解決策に統合」「AIワークツリーの保持」などの項目の横には、鍵のボタンがあります。
「計画ガント(プロマネAI)」には鍵はありません。
「ロック済み」の項目は、AI が勝手に最適化しません。
「ロック済み」は初期値で、人が自由に変えられます。
「AI」の項目は、人が変える操作が止まります。
そのぶん、AI が「AI制御の最適化」で調整する対象になります。

実行とラウンド

「動的ラウンド」は、簡単な作業ではラウンドを途中で止める機能です。
この項目の初期値は ON です。
ON のときは、「最大ラウンド数」と「最小ラウンド数」の欄が出ます。
最大ラウンド数は 1 から 5 まで選べます。初期値は 5 です。
最小ラウンド数は 1 から、最大ラウンド数までの値を入れます。
OFF のときは、「ラウンド」の欄だけが出ます。
この欄も 1 から 5 までです。

マージ

「大きな差がある場合は最良の解決策に統合」を ON にすると、結果に大きな差があるとき、最良の解決策へ統合されます。
この項目の初期値は ON です。
ON のときだけ、「統合のギャップしきい値」の欄が出ます。
値は 1 から 100 までで、初期値は 15 です。
「最終ラウンド」は、最後の結果をどう仕上げるかを決めます。
「最高スコアを main に自動マージ」を選ぶと、最高スコアの結果が main へ自動で統合されます。
「ワークツリーから選んでマージ」を選ぶと、各エージェントの作業場所を並べて比べ、選んでから統合します。
初期値は「ワークツリーから選んでマージ」です。

ワークツリー

ワークツリーは、エージェントごとに作られる作業場所です。
「AIワークツリーの保持」では、実行のあとに残す範囲を決めます。
「すべて保持(人間が最適を選択)」が初期値です。
「最良のもの以外をすべて自動削除」を選ぶと、最良以外の作業場所は自動で消えます。
「完了した作業の保持期間」では、終わった作業の作業場所を残す期間を決めます。
選べるのは「自動(現在○○時間)」「24時間」「48時間」「3日」「7日」「14日」「30日」「オフ」です。
「自動」では、画面に表示された時間が使われます。
「停止中・再開可能な作業」の行には「7日間保護」と出ます。
この期間は変えられません。
「進行中・確認待ちは削除しません。」と表示されます。
進行中の作業と、確認待ちの作業は、自動削除の対象になりません。
「今すぐGC」を押すと、安全確認に通った作業場所だけが削除されます。
実行中は「GC中…」と表示され、終わると「○本を削除・○GB解放・○本は成果保護」の形で結果が出ます。
「(count)を超える worktree を自動削除」は、作業場所の数に上限を付ける欄です。
作業場所がこの数を超えると、古いものから自動で削除されます。
範囲は 0 から 200 までです。0 はオフを意味し、初期値は 40 です。

ローカル LLM と APIキー

「ローカル LLM(翻訳・要約レーン)」は、翻訳と要約の一部をローカルの LLM で行う設定です。
この設定は既定で OFF になっており、従来のクラウドの経路を使います。
ON にするときは、「Base URL」と「Model」を入力して「保存」を押します。
ON でも、接続できない、時間切れ、空の応答、形式の合わない応答のときは、クラウドへ自動で戻ります。
「ローカル LLM(通常タスク)」は、候補プールでローカル LLM を選んだタスクだけに使う設定です。
モデルの一覧が正しく出ないときは「再確認」を押します。
「Anthropic API Key」と「fal API Key」の欄には、キーを入力して「保存」を押します。
入力した文字は画面に読める形で出ません。
保存されると「暗号化」や「✓ 設定済み」の表示に変わり、欄には「••••••••(保存済み)」と出ます。
キーを消すときは「クリア」を押します。
クラウド実行で使う手動のキーは、詳しくは「クラウド実行」を見てください。

クラウド保管と記憶の同期

「☁ クラウドへ保管」は、このPCのAIログインをクラウドの暗号化された金庫へ保管する欄です。
「このPCのログインをクラウドへ保管」を押すと、確認の文が出ます。
内容を読んで「同意してオンにする」を押すと、保管が始まります。
「やめる」を押すと何も保管されません。
保管できたエンジンの名前が、欄の横に「✓」と並びます。
「全て失効」は、保管した金庫を今すぐ無効にします。
「全て失効」は、保管があるときだけ出ます。
「自動更新」を ON にすると、クラウド実行の認証が成功したときなどに、金庫も自動で更新されます。
「自動更新」を ON にするときも、同じ確認が出ます。
この項目の初期値は OFF です。
「🧠 記憶をクラウド同期」は、記憶の保存フォルダを、あなたの GitHub の private リポジトリへ同期する設定です。
「設定を開始」を押すと、説明が順に出ます。
「続ける」「はい、このアカウントで」の順に進み、「承認して同期を開始」を押すと同期が始まります。
承認するまでは、何も送信されません。
同期が始まると「今すぐ同期」と「同期OFF」が出ます。
「同期OFF」は自動の同期を止めるだけです。GitHub 上のリポジトリは残ります。

ログと診断

「ログ/診断」には、3つのボタンがあります。
「データフォルダを開く」は、アプリのデータが入っているフォルダを開きます。
「crash-log.json」は、クラッシュの記録を開きます。
「直近エラーをコピー」は、直近のエラーをコピーします。
コピーできると「コピーしました」と表示されます。
この欄の下には「記録 ○ 件。ログは ○ に日次で残ります。」と出ます。
前回の終了が異常終了だったときは、その旨が表示されます。
「クラッシュ時に自動再起動」は、異常終了したときだけ、見張り役が再起動する設定です。
手動で終了(Cmd+Q)したときは起動しません。
この項目は、配布版では使えない場合があります。その場合は「開発環境限定 (配布版では利用できません)」と表示され、操作できません。
ログの見方は「困ったとき」の「ログを調べる」にまとめています。

利用量

利用量の詳しい表示は、独立したアプリの「Agent Battery」で見ます。
設定には「Agent Batteryで開く」ボタンがあります。
デスクトップにある「エージェントバッテリー」のアイコンからも開けます。
設定の中には、アカウントのサインイン状態とバッテリー表示が Agent Battery へ移ったという説明が出ます。